Dr.貴則ブログ

臨床歯科を語る会ポスター発表

趣味も充実していますが、仕事(歯科医療)はもっと本気です!
今日は仕事の話。

今週末は府中で行われた全国から歯科医療に熱中している歯科医師が集まる『臨床歯科を語る会』へ参加して参りました。

この『臨床歯科を語る会』ですが、歯医者バカとも言える凄腕のドクターが集まり、観光など一切なく早朝から深夜まで歯科について語り合います。

私は卒後2年目から毎年参加し、2011~16年までは毎年何かしら発表する機会をいただいておりました。去年は機会が無く、みなさんから「あれ?発表しないの?」など言われましたが、今年はお声をいただきポスター発表をさせて頂くことになりました。
お題は日本歯周病学会でも発表した「移植歯周囲の骨梁変化」についてとしました。術後経過を示すとともに、この頃増えている若い勉強熱心な若手ドクターに対して難解だと思われる歯の移植をよりシンプルに確実に行うための術前診査のツール「nakamuraの分類」を発表しました。
語る会発表
nakamuraの分類

 

期待はしていましたが、思った以上に良い評価をいただきホッとしました。何より今回参加されていた日本の組織学の権威である下野正基先生からも「君の発見だから、自信を持って発信しなさい」と太鼓判をいただき、とても感激しました。
下野先生と懇談

 

1日目本会では、所属スタディーグループ「火曜会」の長である金子一芳先生が、ご自身60年の臨床を振り返る「補綴臨床の60年」
日本の歯科界を牽引しスタンダートをいくつも確立した先生ならではの重みのあるプレゼンテーション。そして次世代へのバトンとも言える「お土産」のスライド本。
さすがだな、やられたなぁ〜と感動しました。
金子先生講演

 

分科会では、明日へのヒントをたくさんいただきました。まだまだ中村歯科クリニックは進化します。笑
詳しくは後日発表いたします。

2日目本会では8名の先生方の発表。元勤務先の須貝昭弘先生も発表されました。私の目標の先生でもあり師匠(メンター)というよりマスターです。さすがの発表、追っかけてるつもりが離されてる気が・・・。笑
2018語る会プログラム

明日からも臨床をより楽しく頑張ろうと感じれた2日間でした。

中村歯科クリニック

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