副院長ブログ

2016.02.05更新

こどもの治療について                         中村貴則

子供の歯を虫歯にせず、健康な成長を見守るために

私たちは小児歯科にチカラを注いでいます!

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↑子どもの治療について特集や論文も執筆しています。

当院は30年間、地域の歯科を担っており、様々な大人の歯のトラブルと接して参りました。そして、なによりも子供の頃から歯を悪くしないための生活習慣や意識付けを身につけてもらうことが大切であるとかんがえております。そのためには子供+親+クリニックが協力して向き合っていくことが不可欠です。
虫歯にしたくない子も虫歯になってしまった子もぜひいらしてください。
当院では子供に合わせた予防・治療をおこなっています!

 

小児歯科のmenu

①歯医者さんに慣れよう!

②予防・メインテナンス!

③虫歯の治療

④歯並びの治療

⑤ぽかんと開いたお口(口呼吸)の治療

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①歯医者さんに慣れよう!

最初にお子さんが泣いちゃうのは当然だと思います。
新しい場所だし、何されるんだろ・・・など、不安でいっぱいです。
お子さんには「ひとつひとつ出来るようになっていこうね!」という気持ちを持って
必ず女性スタッフが付き添いやさしく応対いたします。
少し時間はかかりますが、最初泣いちゃった子も徐々に慣れてくると「な~んだ、今日はもうおしまいっ?つまんないの~」なんて強がりを言ってきたりするものです(笑)。
かと思えば、できていた子も成長していくうちに想像力が増して、怖くなっちゃうこともあります。
大人の治療に対してもですが、子供ひとりひとりの状態に合わせて治療を行いますのでご安心ください。

 

②予防・メインテナンス!

何よりも虫歯にならないようにすること、虫歯を増やさないこと。そして大人になってからの虫歯や歯周病のリスクを減らすために歯磨きしやすい健全な歯並びが得られるか観察していくことが、予防・メインテナンスにおいて重要だと考えています。

子供の検診

⑴診査(虫歯チェック・歯磨きチェック・大人の歯があるかどうか)

⑵歯磨きのトレーニング ※おうちで使用されている歯ブラシをお持ちください。

⑶現状とこれから気をつけることについてのお話

⑷フッ素塗布・シーラント

⑸ご褒美に・・・♡

⑴診査(虫歯チェック・歯磨きチェック)

・虫歯のチェック:視診やデンタルフロス、Dファインダーなどを用いて虫歯になっていないかを診査します。必要に応じてレントゲンを撮ることもあります(その際は、親御さんに事前に説明・確認いたします。実際のところ歯科のレントゲンの放射線量は人体への影響があるレベルでは全くありません)。

・歯磨きチェック:必要に応じて染め出しを行い(その際は、親御さんに事前に説明・確認いたします。)歯磨きがちゃんとできていてプラークが取れているかチェックいたします。口をゆすぐだけでは取れないバイオフィルム(ばい菌が作る防護壁)に覆われたプラークをしっかり取れていることが虫歯予防に重要なんです!

・大人の歯があるかどうか:生え変わった後の大人の歯があるかどうか心配な場合、レントゲンを撮ることもあります(その際は、親御さんに事前に説明・確認いたします。実際のところ歯科のレントゲンの放射線量は人体への影響があるレベルでは全くありません)。逆に余分な歯がある場合もあるんです(「過剰歯 カジョウシ」と言います。)。

大人の歯が有るか無いかは心配事のひとつだと思います。下の歯が生える時期の表を参考にしてください!

生え変わり表 

 

⑵歯磨きのトレーニング

歯磨きチェックで必要と判断した場合、仕上げ磨きを行う親御さんも含めトレーニングを行います。ちょっとした歯磨きの工夫でピカピカなお口の中になります!

※おうちで使用されている歯ブラシをお持ちください。お持ちにならない場合はご購入いただくことになります。(150円ほど)

⑶現状とこれから気をつけることについてのお話

今現在お口の中で起きていること、そして今後起こるであろうことをお話します。

※特に矯正が必要になるであろうお子さんには、その時期と必要性をお話します。矯正は開始時期が遅くなると歯を抜く必要性が出てきたり、虫歯になりやすくなるブラケット治療が必要になり費用が高くなります(場合により100万円近くになることも!)。

当院ではブラケット矯正や抜歯矯正・外科矯正にならないように小さい頃からおこなえる『MRCシステム』による矯正治療を行っています!

⑷フッ素塗布、シーラント

フッ素塗布:さまざまな研究論文が示すように、虫歯になりにくくするためにフッ素塗布が重要だと考えております。当院では歯科医院でしか使えないフッ素を利用しております。

シーラント:虫歯になりやすいであろうリスクの高い歯の噛み合わせなどに行うことがあります。

⑸ご褒美に・・・♡

慣れない歯医者さんで頑張ってお口を開けてくれたご褒美に、当院からちっちゃなプレゼントをあげています。みんなこれが楽しみで、検診が終わるとウズウズしています。

子供の検診は通常4ヶ月毎に行っております。虫歯になってから慣れない歯医者さんで治療するのは子供にとっても連れてくる親御さんにとってもツライものです。

日頃から少しづつ歯医者さんに慣れていく良いきっかけになるといいですね!

ご褒美BOX

ご褒美ボックス
いろいろあるから、楽しいよ^ ^!

 

③虫歯の治療

虫歯とは:細菌が出す酸により歯が溶かされてできたものです。

虫歯というと穴が空いているかどうかというところに注意が向けられますが、それに加えて当院では虫歯になってしまう環境(歯磨きの習慣や食事習慣、フッ素)にも注目しています。いくら治療を行っていても、虫歯になる環境のままであれば虫歯の発生は防げません。子供+親+クリニックがタッグを組んで取り組む必要があります。

虫歯の治療:一般的に「削って詰める」というイメージが強いと思います。しかし現在では歯磨きで普段から歯ブラシを当てている虫歯であれば、虫歯は進行しないと言われています。

特に子どもの歯の治療の目標は「無事に大人の歯と交換できるように」することであると考えております。子どもの歯の表面に出来た小さな虫歯であれば歯磨きと食事習慣の改善、フッ素を使用することで経過を観察することもあります。

削る必要がある虫歯の場合、痛みが無ければ「①歯医者さんに慣れよう!」に書いたように、慣れることから始めます。痛みがある場合は、あの手この手を使って出来るだけ痛みが少なく治療ができるように致します。

 

④歯並びの治療(MRCシステム)

当院ではMRCのシステムを用いて「歯並びが悪くなる原因」を改善することを目的とした治療を行っています。並びが悪くなる原因とは何か?それは口が開いてたり(口呼吸)、飲み込む時ベロが出たり、くちびるを噛んだり、指をしゃぶったり・・・・・など普段何気なく行っている「お口の周りで起きている悪い癖」なんです。おそらく「???」だと思います。

では無意識に唾を飲み込む時を例に挙げます。飲み込む際、お口の中は陰圧(いんあつ)になります。その際、頬から内側に300g(約りんご1つ分)の力が歯にかかります。そして舌は外に向かって500g(ペットボトル1本分!)の力がかかるのです。

実は歯は2g程度の力で動きますので、悪い癖があり正常では無い方向に力がかかってしまう(もしくはかからない)と歯並びが悪くなるのです。そしてそれが長い間続くと顎の成長にも影響が出てきます。現在では遺伝による乱れた歯並びや顎の成長は2~25%程度であると言われているんです。

周りに「歯並び治したのに元に戻った」経験した方も多いとおもいます。歯並びが悪くなる原因を治していないからなんです。

この治療法の最適な時期は6~10歳と言われています。手遅れになり歯を抜く矯正治療になる前にご相談ください!!

 

⑤ぽかんと開いたお口の治療

叱るのは簡単だが、なかなか口を閉じてくれない。

そう悩んでる親御さんは多いとおもいます。僕も小さい時口が開いていましたが何度叱られても治りませんでした。なぜだったのでしょうか?そこには口呼吸の問題があります。人間も含め動物は全て鼻で呼吸しています。現に生まれたばかりの赤ん坊は鼻で呼吸しています。なんらかの理由で口呼吸になってしまった場合は、ただ「口を閉じろ、鼻で呼吸しろ!」と言ってもできません。使わず退化してしまった機能を訓練して回復していかないといけません。当院ではMRCシステムで用いる筋機能訓練を応用して対応しています。口呼吸は歯並びを乱したり、いびきや睡眠時無呼吸症候群(小児の突然死の原因とも言われています)を誘発しますので、早めに対応したいものです。※鼻で呼吸する環境が備わっていない場合(重度の鼻炎・歯列不正)はそちらの対応から行うこともあります。

※現在水面下でクリニックホームページを修理しています。
今後「治療内容のページ」に載せる予定のものを一足先に副院長コラムへ掲載いたします。

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

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