一般歯科

歯の神経を残す虫歯の治療

虫歯治療で最も大事なのは、将来歯を抜かなければならなくなるリスクを、できるだけ減らすことです。その大きなポイントとなるのは、いかに歯の神経を残すか。これまでの統計データでは、神経を抜くとその後の歯の寿命が20年程度になってしまうことがあると知られています。

そこで当院が行っているのが、HY材を使った虫歯の治療です。通常はある程度虫歯が大きくなると、歯を大きく削り神経も抜いてしまいますが、私たちは神経に到達するギリギリまで歯は削らず、そこにHY材と呼ばれる除菌のお薬を詰め密封します。すると、中で新しい歯の材質ができてきて、神経を残すことができるのです。

将来もできるだけ自分の歯を残したいという方や、他の歯科医院で「神経を抜くしかない」と言われた方は、ぜひ当院へご相談ください。なお、ご来院時に既に激痛がするほど虫歯が進行しているような場合は除きますが、当院では「虫歯が大きい」ということだけで神経を抜かなければならなくなったケースはほとんどありません。

歯周病の治療

当院には歯周病治療の本場スウェーデンイエテボリ大学歯周病科の研修を受けた日本歯周病学会の認定医や、歯周病治療についての専門的な研修を受けている歯科衛生士がおり、世界基準も視野に入れた学会が推奨しているガイドラインに沿って堅実に治療することを大切にしています。

例えば、歯周ポケットを調べる時は、1本の歯に対して6箇所の深さと出血やぐらつきの有無を確認します。こういったデータを蓄積することで過去からの変化も正確に把握できますので、よりその患者さんに適した治療を行うことが可能になります。また、お口の中のお写真やレントゲンを撮る際も、ただ全体を撮影するのではなく、学会にいつでも提出できるような精度・方法で撮影を行います。

歯周病は感染症の一種で、プラークと呼ばれる細菌の巣をいかに取り除くかが重要です。当院内できれいにするのはもちろんですが、スタッフが試して本当に良い歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどをご紹介させていただくことで、ご自宅でのケアも改善していただけるようにしています。

予防歯科

海外では、歯の治療に多額の費用がかかるため、3ヶ月ごとに予防のための通院をするのが当たり前になっています。一方、日本はある意味、少ない経済的負担で治療を受けられるため、そういった意識はまだまだ浸透していないように感じます。

しかし、予防の取り組みをしていなければ、もちろん治療が遅れて歯を残せる可能性が減ってしまいます。また、痛い思いをしなければならないことも増えていくでしょう。食事もしづらくなります。そんなことにならないようにするためには、やはり3〜4ヶ月に一度は検診とメンテナンスを受けていただく必要があります。歯周病についても、骨はおよそ3〜4ヶ月で代謝が進んでいくため、それ以上の期間放置していると、進行していることに気付けなくなってしまいます。

当院の場合、しっかりと歯の検診をしているのはもちろん、ご自宅でのケアについてもアドバイスをしています。どんなにご来院時に歯がきれいになっても、毎日のケアがしっかりできていなければ、すぐに歯茎が腫れるようなことが起きるからです。日常生活の中に潜む歯に関する問題点も一緒に解消していきながら、患者さんが健康で長く歯を残せるためのお手伝いをさせていただきます。

咀嚼・嚥下でお困りの高齢者へ

年齢を重ねていくと、筋力の衰えなどによって咀嚼(噛む)や嚥下(飲み込む)といった機能が低下していきます。そうなると食事に支障が出るだけでなく、誤嚥によって飲食物が肺に入ってしまい、その際細菌も一緒に肺に移動して肺炎を引き起こすといった可能性があります。また、痰が詰まって呼吸が苦しくなることもあります。当院では、咀嚼や嚥下がしにくい方向けに、改善のアドバイスをしていますので、お気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸

皆様は昼間に眠気や居眠りで困ることはないでしょうか?いくら寝ても朝疲れが取れてない感じがしたら、睡眠時無呼吸の疑いがあります。

いびきをかく人や口呼吸の方にも多く、高血圧、心不全、不整脈、大動脈疾患や心筋梗塞・脳梗塞を併発しやすいと言われています。

当院では患者様のご自宅で検査を受けられる睡眠時無呼吸の検査器具の貸し出しや、治療器具についての相談もさせていただいております。

なお、成長期のお子様に付いては気道の計測を行ない、歯列矯正の必要性についても説明させていただいております。

少しでも心当たりがある方は、一度当院へお越しください。

顎関節症

食事をしたりお話ししたりする度に動かすお口は、下顎が開閉するようになっているのですが、それは外耳道の1cmまえにある顎関節が蝶番の支点となっています。その顎関節に炎症が生じたり、顎を動かす筋肉に問題が起きて顎が動かしにくくなったり痛みを感じるようになるのが顎関節症です。

主な原因は、夜間に行なっている歯ぎしりや、日中上下の歯を接触させる『歯牙接触癖』など、他の関節炎と異なり、自覚することなく自分で自分の顎関節にダメージを与える力なのです。

 

少しでも心当たりがある方は、一度当院へお越しください。 

 

院長掲載記事『歯と口のストレストラブル』

笑顔 2012  6月号  P4~6   保健同人社
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