今回はコロナ対策のためZOOMによる睡眠歯科学会に自宅で参加しました。
スタディグループでの例会もZOOMなので慣れた感じはありますが、ちょっとした旅行する気分で慣れない土地で慣れない会場で聴講するのとは違い、パソコンの前にコーヒーカップを置いての参加はさすがに緊張感が薄れる感じがしました。
色々なお話がありましたが、一番興味を惹かれたのは、『舌は呼吸器官である』という小野卓史先生のお話でした。
それは舌下神経という舌の機能を支配する神経の興奮は横隔膜のそれとリンクすることからも推測されるということでした。
それから小野先生は鼻呼吸は臭覚を刺激し、それは脳の海馬細胞の活性に関与するので、鼻呼吸ができないと記憶や学習能力を障害するということでした。それはネズミでの実験で明らかだそうです。特に成長期の子供にとって、鼻呼吸は非常に大切なことだと強調していました。
当院では子供の歯列の正常な発育のため、呼吸の仕方や、姿勢について細かく指導していますが、その重要性を改めて再認識しました。
2020.11.22更新
睡眠歯科学会
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