Dr.貴則ブログ

2019.07.13更新


充実し過ぎな先週末。
今年も臨床歯科を語る会に参加&発表しました。
今年は父もポスター発表^ ^

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私は分科会で発表。

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親子ともに頑張りました。父も好評だったようで、息子としては自分のこと以上に嬉しいです

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2019.04.23更新

Myobraceシステムで治療しているお子さんを数名ピックアップして提示します。

導入当初わからなかった細かい変化にも対応できるようになり、着実に治療のスピードが上がっているように感じています。

何よりもこの治療によって獲得した「きれいな歯並び」は親御さんのサポートによって本人が勝ち取ったもの。
お子さんにとっては最高な成功体験、親御さんにとっては見た目だけではなく「健康」という何事にも変えれないお子さんへのプレゼントとなるでしょう。

<case1>Nさん 10才

おおらかだけど真面目なNさん。最初の診査時に『審査』と勘違いして不安げに「『審査』受かりましたでしょうか?」と聞いてくれた微笑ましいエピソードが昨日のようです。途中、なかなかアクティビティがうまくいかない時もありましたが、見事きれいな歯並びと鼻呼吸など正常な機能も獲得しました^ ^

☆本人へインタビュー☆

☆Myobraceシステムの治療を終えてからの変化、嬉しかったことは?☆
・まわりの友人から歯並びについて、ほめられるようになりました。
・歯みがきがしやすいです。
・鼻呼吸しやすくなったので、のどなど痛くなることが少なくなったと感じます。

☆大変だったことは?
・『ペース』というアクティビティで苦戦・・・歩数がなかなか伸びなかった。
 →でも、最後は深い呼吸ができるようになったので、結果としては良かったと思う。
・マイオブレース(マウスピース)を入れ始めた頃、夜眠りづらかった。
 →口の中に物が入っているだけで違和感だった。その後は慣れて大丈夫でした。

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<Case2>Hさん 3才

いつもニコニコで来てくれるHちゃん。ママパパの暖いサポートもあり3ヶ月で悩みの種だった受け口が治ってしまいました!
今後は無理せず遊び感覚でゆっくりアクティビティを進めていきましょうね^ ^

☆ママへインタビュー☆

☆Myobraceシステムを始めて変わったことは?☆
・二重アゴが治った気がする!
・毎年かかっていたインフルエンザにかからなかった。去年までは予防接種を受けても毎年かかっていた・・・。
・便秘が解消した。便秘薬服用を止めることができた。
・食事が一番変わった。硬いものが食べれるようになった!小さく切ってあげなくても良くなった。

 

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ここからは今頑張っているお子さん達です。

<Case3>Sさん 6才

お兄ちゃんと仲良く来院してくれるSさん。毎日かかさずマイオブレースとアクティビティをしてくれています。
生えるスペースがなくて舌側に倒れていた大人の歯もきれいな位置に改善、となりの歯が生えるための隙間もできました。

 

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<Case4>Aさん 9才

受け口の治療開始推奨年齢よりちょった高いですが、本人の意識も高くあっというまに受け口が改善。私もスタッフもびっくり!そして本人の嬉しそうな顔は忘れられません^ ^

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<Case5>12才 Mさん

中学生になってからの治療のため、あごの成長はあまり見込めません。本人の強い希望のため歯を抜かずにこの位置まで動かすことができました。
まだ成長の伸び代があったようで、願望などにも良い変化が見られています。装置は試行錯誤、変化にに合わせ柔軟に対応しています。スタッフ含め全力で取り組んでいるところです。できればもっと小さい頃から治療に入りたかった・・・

 

case5

以上、まだまだ紹介したい治療実績があるのですが今回はこのぐらいで・・・

個人情報の問題もありますのでお出しできませんが、この治療法は歯並びだけではありません。顔貌や顔面骨の成長方向の改善、鼻呼吸の獲得など、歯並びも含めた中顔面・下顔面の成長をうながす治療法です。

ご興味ある方は一度お子様と一緒にご相談にいらっしゃることをオススメします。
(大変申しわけないのですが予約が大変混み合っております。お早めにご連絡のほどよろしくお願いいたします。)

 

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2019.04.20更新

本日は、患者さん・スタッフともに安全で、より安心して歯科医院を利用できるように

著書『やさしい感染管理』をご執筆され、ブローネンマルク オステオインテグレーションセンターにご勤務

歯科衛生士 山口千緒里講師をお招きし、院内プライベートセミナーを行いました。
院内セミナー風景

当院では以前より感染管理には力を入れており、世界最高クラスの「クラスB滅菌消毒器」を含め滅菌消毒器が5機あります。

患者さんごとに、グローブはもちろんお口の中で使う感染の危険がある切削器具(タービン・エンジン)から3wayシリンジなどを交換し、
安全で安心して診療を受けていただけるように心がけています。患者さん同士への感染ももちろん、スタッフへの感染も防ぐためです。

素晴らしい技術を持っていても、その根底にあるはずの「安心・安全」な衛生管理ができていなければ意味がないと思います。

しかし、ここまでの設備を有している一般の歯医者さんは、かなり少ないのが実情です。

その滅菌消毒技術をより日本のトップクラス(グローバルスタンダート)へ近づけるために院内プライベートセミナーを実施しました。

山口先生に診療や滅菌消毒の状況を視察していただき、より良くなるためのアドバイスをいただきました。

スタッフ全員参加し、みんなで共通理解や目標を共有することができました。
とても有意義な会になったと思います。

ご講演後は、講師も含めて1時間ディスカッション。その後もスタッフで意見交換をしました。

明日からまたレベルアップした中村歯科クリニックを体感していただけると思います。

月曜日が楽しみです!

 

院内セミナー集合写真

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2019.04.20更新

当院はMyobrace MemberとしてMRC本社から認定を受けた子供の矯正の認定歯科医院です。(田園都市線沿線では唯一のようです)
私は子供に対する従来の矯正方法を全て捨て、新しい矯正方法『Myobrace(マイオブレース)システム』を全面的に取り入れました。

今年で丸4年になります。
現在では、どこに出しても恥ずかしくない治療成績を出せるようになりました。
(個人差および治療を成功へ導くための条件はあります。)

しかし最初は環境や技術がともなわず苦慮しました。

今思うと、とても良い思い出ですが・・・
この治療法を理解してもらうため、日本の第一人者塩田雅朗先生のもとにスタッフ全員でうかがったり。
2015静岡

環境を整えるため思い切って『院長室』をつぶし、子供のための『アクティビティ ルーム』にリフォームもしました。笑
リフォーム

今では父(院長)と私(副院長)はカンファレンスルームで仲良く昼食を取っています。笑
幸せになっていく子供達を見たら、そんなのへっちゃらです!

設備としては、呼吸の道である気道も診査できるようにCTをグレードアップ。
トロフィーパンプロ

出来るだけ不快感なく矯正の型取りができるように口腔内スキャンを導入もしました。
3DIプロ2
当院で用いている口腔内スキャン機器の紹介動画

その他、改善点は多々あります。

現在では、当初思いもしなかった効果を目の当たりにし、エデュケーター(研修を受けた子供の矯正の指導スタッフ)とともに嬉しい驚きを日々感じています。

お母さんのうれし涙にもらい泣きしてしまうこともあります。

何よりも健康な成長の方向へ子供を導いてあげれることがすばらしいですよね。
親が子供にしてあげられる最高のプレゼントだと感じています。

当院では今後もより『Myobrace(マイオブレース)システム』を推進していきたいと考えております



次回、そんな治療実績のほんの一部、書きたいと思います。

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2019.03.21更新

2019年になったと思ったら、もう桜が咲く時期になりましたね

ここのところ診療や様々な仕事のプロジェクトに忙殺されブログ更新せず失礼しました。

その間、歯科業界のメジャー雑誌「歯界展望」の2019年1月号へ『歯の移植』について臨床論文を投稿させていただきました。

歯界展望2019年1月号

発表については

2018年12月に「移植歯と移植床の関係」というお題で歯の移植について

2019年2月に火曜会で、先日開催された臨床基本ゼミOB会である「もくあみ会」にてインプラントを用いたミニデンチャーについて発表させていただきました。

2019年もくあみ会

いま始動中のプロジェクトやこの頃より当院の治療技術が増している子供の矯正などお伝えしたいことがたくさんありますが・・・どうにか記事にする時間を作らねば・・・4月までには子供の矯正について現在の到達点をお伝えしたいと思います。

 

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2018.09.22更新

 去年まで50mも泳げなかった自分が、無事トライアスロンを完走することができました!!

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先週末開催された九十九里トライアスロンにてODトライアスロンに参加しました。

トライアスロンは水泳、自転車、マラソンを複合した競技です。

今回は水泳は1.5km、自転車は40km、ランニングは10kmを複合したオリンピックと同じ距離(通称O.D.=オリンピックディスタンス)に挑戦しました。

<挑戦したきっかけ>
 何よりもトライアスリート(トライアスロン完走者)である妻の存在が大きいと思います。彼女を起点として多くのトライアスリートと出会ってきましたが、どの方もカッコよく素敵な方ばかりで羨ましく感じていました。「けれど・・・全く泳げないしな・・・。」と諦めていました。しかし去年ハンサミング(佐藤大介コーチ監修)のダイエットという企画でトライアスリートとプログラムに同等に取り組む様子を見た妻から「トライアスロン挑戦してみる?」と、「やりたい!」と即答しました。

<苦労したこと>
 とにかく水泳は50mも泳げませんでした。中村美穂コーチ主催の初心者対象の水泳練習会でもウォーミングアップにもついて行けないレベルでした。ただコーチの指導の元で蹴伸びしかできなかった生徒がトライアスリートになっている姿を目の当たりにし、コツコツやるしか無いと近くのプールで自主練を続けました。しかし、ある日の初めて辰巳国際水泳場のメインプールで行われた練習会へ参加した際、途中から水深が2m程に深くなる場所で恐怖から先に進めず蒼白、頻脈・・・引き返す。「これで、1.5kmなんて無理だ・・・。」と絶望していました。その時、美穂コーチが「ぜったい大丈夫です」断言してくれたのが印象的でした。本当に大丈夫でした!自主練用にいただいた練習メニューは宝物です。
 それ以降も、怖くて海で顔を漬けられないなど、周りの人がポンポンこなしていく階段もゆっくりゆっくり登っていく感じでした。
平野修也コーチ(単純明解なコーチング。レッスン帰るまでには速くなる)大河内智未コーチ(コンディショニングのスペシャリスト)山本淳一コーチ(いつも背中を押してくださいます。ターニングポイントで的確なアドバイス)にも大変お世話になりました。

<レース前>
早朝のバイクの試走時に車輪にスピードメーターのセンサーが付いていないことに気づく・・・あちゃー。

スイムの試泳でドキドキしすぎて泳ぎ出せず焦る・・・。怖くて体が硬直、レースで泳げるか不安が増す。
帯同してくれたコーチに相談し多少リラックス。練習は十分した!行けるはず!と言い聞かす。

<スイム>
フローティング(浮いた状態)スタート。スタートに合わせて岸から泳ぎ始める。
最初からやはり人が多い。ぶつかる、叩かれる、顔の目の前でバタ足・・・ヒーヒー言いながら何とかコースロープを目印に泳ぐ。
途中から平泳ぎの人と並走。蹴られそうで怖い。が、逃げれるほどの泳力もない・・・。
そんなこんなで折り返しのブイが見えてきた・・・が川の流れに抵抗できずなかなか近づかない・・・と思ってたら息が上がる。なぜか嫌なタイミングで集団に巻き込まれ足を掴まれ水を飲みパニック。思わずライフガードのボートにつかまらせてもらい息を整える。このままじゃ終われない。
折り返した後は「後は帰るだけだ・・・」とただただゆっくり泳ぐ。スイムフィニッシュが見えてちょっと2回目の休憩してからスイムアップ!!
もうちょっとスマートに行けるかと思ったけれど、去年まで泳げなかった自分からしたら上出来でしょう!

さあ、陸に上がってから勝負!!と800mトランジションまで裸足で激ダッシュ!2~30人抜かす。笑
スイム

<バイク>
メーターが効かない&腕時計も押し忘れていてどのくらい時間が経過したかわからない中スタート。時計でスタート時間から逆算しつつ走る。
練習量が足りないせいでスピードが持続しない・・・が、風が気持ちよくてたのしい!小雨もいい感じ!!
仲間と応援し合いながら終了^ ^
バイク
<ラン>
たった10kmしかないのが勿体無いと思いつつ走る。ここまできたら笑顔でゴールしたい!無理せずマイペースで走る。
「次はこうしたいなぁ」レースの回想をしながら・・・フィニッシュが見えてきてテンションが上がる!
これで念願のトライアスリートへの仲間入りだ!!!

フィニッシュゲートは夢だった家族全員で同伴ゴール。1年間長かったけれど、苦手な水泳も克服し、この達成感!!
諦めず挑戦して良かった!!!

フィニッシュ

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2018.08.19更新

8/4.5と熊本にてKDM若手会となんかよう会の若手スタディーグループによる合同例会が開催されました。

東京からは所属する火曜会の金子一芳先生もオブザーバーで駆けつけていただき会にピリッとした良い緊張感を与えていただきました。

終始充実した厳しくもあり和やかな雰囲気で、お互い得るものが多い会になったのでは?と感じました。

2018熊本合同例会1


2018熊本合同例会2

2018熊本合同例会3

 

個人的には自家歯牙移植(歯の移植)「移植歯と移植床の関係」について発表させていただきました。
2018熊本合同例会4
これにて「臨床歯科を語る会」「臨床基本ゼミ」「熊本合同例会」と歯の移植について発表した3連戦が無事終わりホッとしました。
なかなか良い評価をいただき、今後新たな展開についてもお声がけいただき有り難く思います。
歯の移植だけではありませんが、今後も歯科臨床を精進して参ります。

発表後の評価にスタッフも喜んでくれて嬉しかったです^ ^

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2018.07.29更新

40歳以下の若手歯科医師限定の少人数セミナー『臨床基本ゼミ』にて講義を行いました。
今年は昨年までの「歯の神経を残すための虫歯の治療」ではなく「歯の移植」について
下地勲先生、甲田和行先生とともにお話しさせていただきました。
自家歯牙移植(歯の移植)の第一人者である下地先生がまず歯根膜の臨床活用についての総論を移植後30年以上経過した症例を介しつつ講義していただき、甲田先生はトラブル症例や何から始めるかなどを講義されました。私は下地先生、甲田先生と比べ臨床経験も短く恐縮ですが、先輩方の胸を借り、事前診査や外科手技についてお話しさせていただきました。

2018臨床基本ゼミ1 

私のもう一つのテーマは「自家歯牙移植をやってもらう」でした。
歯の移植の経験や知識のない受講生の先生も多く、どうやって良いのか不安があったり成功しなければ移植する歯を失ってしまうリスクも有り、二の足を踏んでしまっていました。
なので、出来るだけ無駄を省き複雑にせず、より安全で成功率が高くなる方法や理論をお話しし、明日からの臨床に取り入れてもらえるように工夫しました。
とても喜んでいただけたようでホッとしております。

翌日は院長がMTM(部分矯正)について講義しました。
臨床経験も長く沢山のアイデアを披露して驚かれていました。

臨床基本ゼミ3

 

 

〜〜写真ギャラリー〜〜

臨床基本ゼミ2 

下地先生ご講演風景

臨床基本ゼミ4
自己紹介スライドでツーショット写真も(笑)

臨床基本ゼミ5
受講生の先生方に混じって下地先生にサインをいただきました。

臨床基本ゼミ5
新しい講義内容のスライド作成は骨が折れました。早朝から深夜まで・・・
子供が高熱出しても帰れない日もあり、家族にも(特に妻には)苦労をかけました・・・。ありがとう

臨床基本ゼミ6
来年も呼んでいただけるように日々の臨床も頑張ります!!

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2018.07.08更新

趣味も充実していますが、仕事(歯科医療)はもっと本気です!
今日は仕事の話。

今週末は府中で行われた全国から歯科医療に熱中している歯科医師が集まる『臨床歯科を語る会』へ参加して参りました。

この『臨床歯科を語る会』ですが、歯医者バカとも言える凄腕のドクターが集まり、観光など一切なく早朝から深夜まで歯科について語り合います。

私は卒後2年目から毎年参加し、2011~16年までは毎年何かしら発表する機会をいただいておりました。去年は機会が無く、みなさんから「あれ?発表しないの?」など言われましたが、今年はお声をいただきポスター発表をさせて頂くことになりました。
お題は日本歯周病学会でも発表した「移植歯周囲の骨梁変化」についてとしました。術後経過を示すとともに、この頃増えている若い勉強熱心な若手ドクターに対して難解だと思われる歯の移植をよりシンプルに確実に行うための術前診査のツール「nakamuraの分類」を発表しました。
語る会発表
nakamuraの分類

 

期待はしていましたが、思った以上に良い評価をいただきホッとしました。何より今回参加されていた日本の組織学の権威である下野正基先生からも「君の発見だから、自信を持って発信しなさい」と太鼓判をいただき、とても感激しました。
下野先生と懇談

 

1日目本会では、所属スタディーグループ「火曜会」の長である金子一芳先生が、ご自身60年の臨床を振り返る「補綴臨床の60年」
日本の歯科界を牽引しスタンダートをいくつも確立した先生ならではの重みのあるプレゼンテーション。そして次世代へのバトンとも言える「お土産」のスライド本。
さすがだな、やられたなぁ〜と感動しました。
金子先生講演

 

分科会では、明日へのヒントをたくさんいただきました。まだまだ中村歯科クリニックは進化します。笑
詳しくは後日発表いたします。

2日目本会では8名の先生方の発表。元勤務先の須貝昭弘先生も発表されました。私の目標の先生でもあり師匠(メンター)というよりマスターです。さすがの発表、追っかけてるつもりが離されてる気が・・・。笑
2018語る会プログラム

明日からも臨床をより楽しく頑張ろうと感じれた2日間でした。

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

2018.06.05更新

プロローグ
「もう2度と出るか!!」と言ってから2年。
しかし、それからどんどんランニングにハマって行き、フルマラソン、ハーフマラソンを年に5~6本、時々ファンランで50~60km走っていました。
そんな2月のある日、友人Yさんより「柴又100K」のお誘いが・・・。
1人では全く出る気が無かったのですが、何だかYさんに誘われたら楽しそうな気がして出る意思を即答しました。
(2016年1度目の挑戦はこちらをどうぞhttps://www.e-ndc.com/blog/2016/06/100k-405505.html

用意
ウルトラマラソンに挑戦するには「月に300km走る」「1回は目標時間分スポーツしつづける」など、準備するだけでも過酷です。しかし診療時間外でも学会・研修や技巧などの雑務もあります。幸い、今夏トライアスロン初挑戦に向け毎日なんらかの運動をしフルマラソンで3時間10分台で走れていたので、行けるかなと考えていました。

前日
普段通り土曜診療日。治療の合間にカロリー摂取、明日のレースに備える。昼食も普段+α。診療後は高校時代からの思い出の味「ラーメン七志」でカーボローディング。入浴後すぐ就寝。

当日の朝
長丁場なので日焼け止めを入念に塗布。腹痛を抑えるため、固形物は食べず会場で配っているアミノバイタルやお団子・水を摂取。仲間と和気あいあい写真を撮ったりしスタートを待つ。Yさんが10分前にスタート「6分/Kmぐらいで巡行するよ」と言うので後で追い付くと約束。のちのちお互い後悔する・・・。
スタート前


スタート〜50Km
特に緊張感もなくスタート、5kmまでは妻がバギーランしながら並走。体も軽い、痛いところもない無理なくペースを刻めてる!Yさんに追いつく35Kmまで熟練サブ10(100Kmを10時間以内で完走)ランナーと並走する。その後Yさんと並走していると「何だか身体が重いんだよね〜、おかしい」Yさん早くも異変。友人の寅さん応援団(ありがとうございました^ ^)と会う頃にはかなりぐったり。5km自分の身体に変化が・・・前回後半に出てきていた筋肉の痙攣の兆しがすでに・・・。
スタート

50km地点<折り返しエイド>
今回はうどんが食べられた!!前回に比べ胃腸は元気。うどんにスイカを堪能する。
Yさん「走りきれるかな〜」と弱気。何とかなると自分は強気。
エイドうどん

50~65km
55km付近から自分も確実に筋肉の痙攣が手に取るように増し始める。塩熱サプリをバリバリ食べるも効果がなくなっていく・・・。
とにかくエイドまで走り、休む&アイシングを繰り返す。水は飲みすぎないよう気にする。
63km付近?エイド後に走ろうにもお互い筋肉が痙攣し走れなくなっていく。「ちょっと歩こう」と早歩きとジョグを交互に切り替える。
水かぶり

65〜80km
そろそろ身体が回復しないことに焦りが芽生え始める。
「そろそろ走ろっか」と切り出し走り出した瞬間・・・っ。両脚ふくらはぎを攣り、悶絶しながら倒れこむ・・・・・。怖くて立ち上がれない・・・。時間が止まる。ゆっくり四つんばになり、そろーりと立ち上がる。これはまずい・・・っ 頭の中で初めて『リタイヤ』の文字が・・・。まずい。
ここからはYさん曰く「下手に走るより、今は歩いた方が早い!」と言う理論のもと歩き始める。Yさんとの会話でちょっと気が楽になる。しかし、制限時間を考えるとこのままでは完走できない・・・。「いや、絶対回復するでしょ!」とYさん。気温は掲示板の記録で35℃。しかし、給水所でもゆっくりできなくなる。Yさんの息が物凄く荒い。75km過ぎ?Yさん耐えきれず「ちょっと、座ろっかな〜」と腰掛けた瞬間、Yさん激烈に左脚攣る!!咄嗟にストレッチするも筋肉の硬直・痙攣がすごい。お互い座るのを禁止とし、早歩き〜徐々にジョグに持っていく作戦で何とか次の給水所まで2km完走!2.5km完走!と喜ぶ。「涼しくなってきたから行けそうだね〜」と、そんなこんなで80kmの関門を何とか通過!残り20km、前半並走した熟練サブ10ランナーがリタイヤ(巡回収容車)の列に並んでいた・・・。
80km並走

80~90km
あたりが徐々に暗くなりつつ85kmまではそんな流れで行けるも、85km過ぎで自分が再びブレーキ。ここで両足また攣ったらリタイアだろう、しかし制限時間もある。Yさんがスタート10分早い分、制限時間も早い。自分「先に行って!多分追いつくから!」Yさん「先に行って90kmにいる友人から何か持って来るよ〜」と走り去ってった・・・。と行ってもYさんのスピードも遅いのでじりじりと離れていく(笑)
Yさんの背中が見えなくなる。あ〜〜まずいな〜〜、どーしたもんだかと周りを見ると、みんなも辛そう、巡回収容車は引っ切りなしにリタイヤしたランナーを乗せ行ったり来たり。
そんな中、遠くから「大丈夫!!!時間ギリギリだよ〜〜〜っ!!」と前方より妻の声。ママチャリに赤ちゃん背負って登場!ずっと2人の走りをパソコンの速報で見ててくれたらしい。
88kmあたり?エイド後ふたたび走れなくなる。Yさんが先行し、自分は早歩き〜徐々にジョグ。妻「おいてかれてるよ!ペース上げて!!」2度ほど上げようとするも足を攣りかける。自分「無理だ上げれない!!」妻「足がダメなら、腕振って行こう!!」何とかYさんと並走し90km、最後の関門突破。
90km付近並走

90km~ゴール
再び寅さん応援団にエール受け元気付けられ、Yさんの友人からドリンクをいただく。リフレッシュ!再びリスタート。辺りは真っ暗に・・・。
93km付近?Yさんを見失うが暗闇で諦める。
妻「もう攣ったら終わりだね!頑張って!!」自分「そう言うこと言わないで!泣」と(笑)妻「腕振ってこう!いい感じ!」自分「だね・・・!(実は腕も攣っている)」じわりじわり「95km」・・・「96km」・・・「97km」・・・「98km」1kmごとの表記を越えて行く。
90kmエイド

99kmのラインを超える、先に提灯の光(ゴール)がバッチリ見える。妻との初めての同伴ゴール。あまりにも辛くもう2度と走りたく無い(笑)ので、風情ある景色を目に焼き付けつつ走る・・・1kmが長い・・・息子がぐずる・・・妻離脱・・・待てないので(止まると攣るだろう)置いて行く・・・あら〜どうしよう(涙)・・・妻、息子抱えて猛追!!・・・追いついく!!!再び並走(笑)沿道の応援者が増える、ゴールした人、リタイヤした人、応援に駆けつけた人皆がゴールするランナーを声援に暖かい拍手で迎え入れてくれる。
あぁやっと解放される・・・。13時間35分・・・柴又100k 何とか制限時間14時間以内に完走。妻と初の同伴ゴール。ちょっと感慨深く話そうとしたら・・・「ちょっとYさん見に行って来る!!」と颯爽と駆け去っていった・・・。たくましい妻だ・・・(笑)。
ごーる!

それから10分後、ゴール付近でYさんを待つ・・・。恐らく妻が連れてきてくれるはず!(妻だのみ(笑))・・・来た!!Yさん走れていない・・・ほぼ全速力の競歩!!!(驚)さすがYさんさすがだっ(笑)お互いの健闘をたたえハイタッチ!!ゴールに吸い込まれて行く相棒の後ろ姿を見ながら柴又100Kが無事終了?したことに安堵を感じる・・・。
ゴール風景

その後60km部門完走した友人とも談笑し記念写真!お疲れ様でした!!!

さぁ・・・明日は診療だ!! 

後日談
翌日
前回より身体は楽で診療も痛み止め無しでこなせる。前回を知っているスタッフはちょっと残念そう(笑)。診療後プールで身体をほぐす。ちょっと泳ぐと直ぐに息があがる・・・。
階段の登り降りキツい。普段の歩くスピードの半分くらい

 十日経過し、「来年どうしようか〜」とか「サハラマラソン行ってみたいね〜」など軽く喋れる余裕が生まれる。

 

投稿者: 医療法人社団健歯会中村歯科クリニック

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