神奈川歯科大学副学長であられる槻木恵一教授による唾液に関する講演会が開催されたので参加してきました.槻木先生は長年唾液について研究してきて、最近唾液が全身の健康に大きな影響を持っていることを証明できてきたようです。
ご講演では、唾液を検査することにより、ムシ歯のなりやすさだけでなく、従来では血管から血液を採取しなければ分からなかったできなかった、HIVウイルス感染、性病、ガン、ストレス度、疲労度まで分かるようになってきたそうです.
また、唾液を多く出すことにより、その分泌物質が脳に作用して老化防止にもなるとの研究もされてきたようです.
実際に実用化されたらすごいことになりそうです。
2017.10.29更新
唾液の新事実
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2017.10.21更新
第76回日本歯科矯正学会
北海道札幌で開催された『第76回日本歯科矯正学会』に参加してきました.
参加した目的は、最先端の情報の吸収です.自分の診療室や、スタディグループだけでの活動では得られない矯正歯科の潮流を伺い知ろうと行ってきました.
短い滞在時間でしたが、北海道の自然に触れ、新しい器具器材も見ることができ、楽しい時間を過ごすことができました.
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2017.10.13更新
第24回 藤が丘地域連携フォーラム
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0月12日(木)藤が丘地域連携フォーラムに参加してきました.
今回の演題は『昭和大学口唇口蓋裂センター開設』『腎臓病と向かい合う』という、口唇口蓋裂関連のお話と、腎臓病についてでした.
従来昭和大学病院での口唇口蓋裂の治療は旗の台病院がメインでやっていたようですが、これが、青葉区の藤が丘病院に移設するとのことでした.年間500症例もの手術をやっておられる施設が移転するということに驚きました.歯科医としても、患者さんから相談される疾患でありますので、近場に立派な施設ができたことは喜ばしいことと思いました.
腎臓病の講演では、健康に良いものと考えていた、生野菜やヨーグルトは腎臓疾患を抱える患者さんにとっては含まれるリンやカリウムが問題で避けなければならないことを教えていただき、勉強になりました.いくら健康に良いからと言っても、そればかり食べる偏食は控えなければならないようです.
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2017.10.09更新
呼吸はすべてに優先する
タイトルは、数十年前に、睡眠時無呼吸のお話や、歯列矯正の教えを受けた、菊池哲先生(平成26年逝去)からお聞きして心に止めている言葉です.
本日、何度も拝聴している講師による講演ではありますが、オーストラリアから、スタッフを引き連れて来日されました、Dr.Farrell先生のお話を聞いてきました.今回は以前に増して、顎関節症や閉塞性睡眠時無呼吸に関するお話が多かったです.強調されたことは、子供さんの歯並びというより、全身の健康的な発育にどのように歯科医として関わるかといったことでした。
歯並びの良い子にするには、幼児期の悪習癖を正すことが大切なことは歯医者として歯科矯正に携わった数十年前から、理解してまして、筋機能療法として実践もしてきましたが、それまでの講習会等で得た知識では期待したような効果が得られませんでした.
そんな折り、日本矯正歯科学会で静岡の塩田先生の講演を拝聴したことから、MRCの筋機能療法のすばらしさを知り、これこそ本物だとの思いから、本格的に導入することにしましたが、知れば知るほどこの治療法の良さに感動しているところです.
またこの療法は、私が30年以上前から取り組んでいる顎関節症の問題やら、数年前から本気に取り組んでいる睡眠時無呼吸にも絡んでいて、歯科が全身の健康に関わる事としては最重要な課題に関与しているように思えるようになりました.
ということは、生きるために最も重要な『呼吸』に関与しているからです。
人は食べ物は無くても数日は生きていられます.しかし、呼吸ができなければ、数分で生命を絶たれます.ですから、人は生きるためには一時たりとも気道を確保しようと努力するものです.その呼吸法を正すことにより全身の健康と、健康的な成長を促すことに歯科医として関与できることはすばらしいことと思います.そうして、呼吸法が良くなれば、自ずと歯並びもヨクナルなんて!!
今日のお話を分かりやすい方法で、子供さん達に、またそのお母さん、お父さん達にどう伝えるか、頑張ってみます.
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2017.10.02更新
歯の痛みで目が覚めた
本日、夜中に歯が痛くなって寝られなくなったということで、患者さんがいらっしゃいました.
ちょうど、キャンセルの電話があった後でしたので、拝見することができました.
ご本人はムシ歯の痛みと思っていましたが、痛みを感じたあたりの歯にはレントゲン写真でも問題はありませんでした.若干硬いものを噛んでも、歯を軽くたたいても痛みは誘発しませんでした.
そこで、痛かった側で、綿を丸めたものを噛んで、顎をリラックスさせていただいたところ、少しずつもやっとした痛みが薄れてくるとのことでした.
どうも、顎関節症の急性症状が夜中に発症したようでした.
そこで、即日に小さなマウスピースを製作し、夜間に装着するようにお話しして、お帰ししました.
患者さんには、『顎周辺の筋肉の痙攣発作』のようなので、顎周囲の筋肉をりらっくすするように、また、ストレスを抱え込まないようにお話ししました.
本日はもう一人、ムシ歯や歯周病が原因ではない痛みを訴えて急患の患者さんがいらっしゃいました。
このような痛みを『非歯原性歯痛』というのですが、患者さんは、歯に痛みを感じるので、歯を治療してもらえば治ると思い来院するのですが、そうでもないことも多々あるので、コンセンサスをえるのが難しいところです.また、歯科医師としても、確定的な診断がつきにくく、消去法で、原因を推測するしかないので、もやもや感が患者さんが帰った後も頭に残ってしまいます.
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